――懐古主義と言われても

車とガジェットを通して人生を楽しむブログ

納車 ファーストインプレッション

予約をしたのが2016年夏の終わり頃・・・

一日千秋での計算だと約15万年ほど待ったことになります。

 

ポルシェディーラーに行って、その納期の遅さ絶望的になったそこのあなた!

ご安心ください!

5か月くらいすぐに経ちます! お金ためておきましょう!

 

ということでとうとう納車になったので、その興奮冷めやらぬうちに納車レポートおよびファーストインプレッションを今回は写真多めでお送りいたします。

 

17時@某ディーラー

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(これぜったい俺のだろ!)

ってすぐにわかる感じで置いてありました!わかっていても嬉しいものですね。

保険の説明(3年で90万円のディーラー取扱の保険に加入しました。これについては改めて考察したいと思います。)と簡単な注意点(ブレーキ鳴くよ等)一通りの使い方をセールスの方が教えてくれました。

そしてプレゼントもくれました!(ポルシェのデミカップ)

 

ヴェールをとると・・・

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グラファイトブルーメタリック!

想像以上に良い色です!

おそらく写真ではグレーに近い色に見えますが、スカッと晴れた日だともう少し明るく派手目に見えます。曇天や夜だとガンメタっぽいです。

見るときの天気や自分の気分に左右されるような不思議な色です!

これは選ぶ価値あり!

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この2枚でもすでに色味が違って見えませんか?

リアのお尻のほうは外からの太陽光が当たっており、かなり明るい色に見えると思います。

サイドからリアにかけて流れるようなラインが素晴らしいです。

非常に美しい工芸品のような車です。

 

「出口でエンストする人もいますけど、すぐにクラッチ踏むとエンジン再スタートしますよ」というセールスの人の言葉にビビりながらゆっくり発進・・・

なんとかエンストはせずにディーラを後にできました。

(直後にエンストしましたが・・・)

 

このまま帰ってもつまらないので少しだけ市内を走って帰りました。

 

走り出してのファーストインプレ!

正直に言います

しんどい・・・

ちなみに無印ケイマンMT20インチノーマルサス他走行に関係するオプションなし

市内なのでスピードは10~60km/hですね。

マジでつらいっす・・・(泣

クラッチは結構重め

アクセルレスポンスは良い

操舵・旋回は非常にクイック

地面からの突き上げハンパない

路面情報といえば聞こえは良いが、つまりはロードノイズ

エンジンは自分の後ろ30cmにあり常にゴロゴロ言ってます。

 

風邪気味の日に乗れば体調悪化間違いなし。普通の状態で乗っても頭痛をおこします。

隣に女の子を乗せたら、二度と一緒に出掛けてくれないでしょう。

 

この車はにストップアンドゴーは無理!

舗装がつぎはぎの道も無理!

体調不良のドライバーも無理!

 

しかし

戯れに高速に乗ってみたら状況はかなり改善しました。

スピードを上げて行くと、固めのサスがうまく路面のギャップをいなしてくれ、十分なパワーを持つエンジンとクイックなハンドリングで運転するのは楽しいです。

まだ納車直後のため肩に力が入って、普通より余計に疲れてるのだと思います。

 

この車の真価はやはりサーキットでのスポーツ走行とか峠とか高速道路とかにあるのだと痛感しました。

そして20インチカレラホイールにする方はPASMをつけましょう!

もう少し乗り心地が良くなるようです。

 

とまぁ 走りでは若干お腹一杯になったので、インテリア・エクステリアのインプレを・・・

 

ライトデザインパッケージ

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車内で本を読むことがあるのでつけました(55000円!)が・・・

正直なくてもいいかも

 

イエローカラーメーター

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夜はほぼ見えません!89000円!高くね?

自己満足なので‥

 

MTノブ!勇者の証!

f:id:i9994718:20170202224845j:plainスイッチは全体的に硬いです。ドイツって感じです・・・

かっちりした感じで 悪く言うと渋いですww

 

 

3ペダルは左にオフセットしているのは有名ですが

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左端のフットレストからクラッチを踏もうとすると靴が引っかかることが!(管理人の靴のサイズが30cmのためです‥ そして安心してください!30cmの方でも横幅が普通の靴なら大丈夫です。redwingのオックスフォードタイプの靴(US11)は大丈夫でした!)

逆に言うと足のサイズがすっごく大きい方はちょっと注意されたほうがいいかもしれません・・・

 

ペダル全体が左にオフセットしていること自体はほとんど違和感なく操作できます。

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いきなりヘッドランプ結露してんんじゃん!!!!!マジかよ!!

とビビりましたが翌日には無くなりました。動けばいいんだよ動けば。

 

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そしてここにきて読者のみなさんに謝罪するとともに訂正させていただきます。

 

ホイールは20インチで!!!

やっぱ純正は非常にカッコいいです。空気圧センサーのことやNタイヤ(ポルシェ専用のピレリZERO)を考えるとインチアップを考えているならオプションで最初から入れとくほうが合理的だと考えます。

かっこいい!

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 ただし

ノーマルサスで20インチPASMなしの街乗りでは突き上げかなりひどいです。

 

これか注文される方で20インチを入れるつもりの方は PASM(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム)の追加を強く勧めます。

逆にスポーツエグゾーストは普段使いでは(特に法定速度内で窓を閉めて車内で聞こえる音質)はほぼ違いがわかりません。

もともとノーマルでもスポーツモードというのがあり、選択肢的には

1 ノーマルモード スポーツエグゾーストOFF

2 ノーマルモード スポーツエグゾーストON

3 スポーツモード スポーツエグゾーストOFF

4 スポーツモード スポーツエグゾーストON

の4つあります。(間違ってたらすいません)

スポーツモードではアイドリングの回転数UPとMTならフリッピング自動調節ができるようです。アクセルレスポンスは正直よくわかりません。

 

なのでスポーツモードに入れたらノーマルでも(上で言う3の状態)アイドリングでの回転数が上がり信号待ちとかでオラつけます。(管理人は小心者なので静かにしていますが・・・)

 

ファーストインプレッションのまとめとおすすめオプション 

乗り心地はスパルタンでスポーツカーっぽい 逆に言うと結構しんどい

エンジンは無印2Lで十分(スポーツカー初心者)

ハンドリング超楽しい

 

でここからが未だ注文していない未来のケイマン&ボクスターオーナーへの重要なメッセージですが

1 タイヤのインチアップ(特に20インチ)を予定している人はPASMと純正20インチホイールを!

2 スポーツエグゾーストは(少なくとも公道の法定速度での車内の音質には)そこまで大きな違いはない

3 カラーメーターは自光式ではないので夜はあまり見えない。

4 ミラーは手動でいい

5 サイドミラーで車幅の把握が結構楽にできるのでバックカメラはなくても良い

6 MTは足のサイズが極端に大きい人は注意

 

以上ファーストインプレでした。

 

718ケイマンの見積もり・注文 ケイマン乗るのに結局いくらかかるか?

 

前置きは横に置いておいて、

結局以下の通りになりました。

 

・・・この時点で金銭感覚は完全にマヒしているため、もう立ち止まることはできません。

 

車両本体 619万

メーカーオプション 118万

販売店オプション 46万

税金とか諸費用 40万

 

合計 820万

 

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さて、私の場合は注文してしまったので、時すでに遅しですが・・・

 

私のように少ない予算で人生を楽しもうと奮闘されている諸兄のために、

これから718ケイマンを最小限の予算で注文するにはどの費用を削ればよいかを考察しましょう。

 

車両価格  MTの718ケイマンなので 619万で固定

メーカーオプション フロアマットも海外通販とかで入手するならカラーだけでいいかもしれません。0万~スペシャルカラーなら43万! ベースカラーはちょっと味気ない色(ソリッド色)なので、15万のオプションを入れましょう。

ディーラーオプション ETCセットアップまで自分でするという猛者はいないと思われますので。3560円。

税金とか諸費用 40万

 

ということで、ちゃんと計算すると・・・

6190000+150000+3560+404610=6748260

675万で収まります。

 

ポルシェトラップ発動阻止!!!

ただし

ミラーは手動格納・マットなし・ホイールは18インチのノーマル

ピュアなケイマンと呼ぶことにしましょう。

 

下がその車両です

キャラホワイト(15万)のみのオプションです。

十分以上にかっこいいです!!!何も問題ありません。

 

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内装もシンプルでGood!!!

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ここから前回判明したケイマンが可能な値引き”-5万”を適応すると、

コミコミ670万!

※ディーラーオプションが3000円のため実際引いてくれるかは不明!

※ケアパックがないため点検の度に10万足らずの費用が掛かる可能性があります!

※マットは純正のほうがいいかも・・・

 

 

ようやく、なんとなくいけそうな感じに見えてきました?

そうです!われわれ一般庶民でもなんとかなりそうな気がしていましたね?

いけます!

申込金200万円(予約するのに必要)を持ってディーラーに行きハンコを押しましょう!

 

楽しいポルシェ生活があなたを待っています!!!

 

以上

 

 

718ケイマンの賢い買い方

今回はお金の話です。

 

 

ポルシェ商法と呼ばれる

”危険”ですが”回避することがとても困難” トラップがあります。

 

ケイマン718は618万円!やすい!これなら買える!(すでに金銭感覚は麻痺)

 

とか思ってると恐ろしい目にあいます。

 

 

乗り出し価格というのは日本車なら実際の車両金額に+50万円くらいでしょうか?

値引きもありますし、そんなに違わないものと思います。

 

しかし、そうは問屋が・・・

 

 

結果から申し上げますと、税金や補償などを含めた素ケイマン718の合計支払金額は800万ちょいになりました。 

 

 

以下にその原因と私見を述べさせていただきます。

  

 

 

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「でもポルシェで一番安い無印のケイマンでオプションも最小限なら・・・」

 

 

 

まず、ケイマンはミラー電動格納がオプションです。5万円くらい。

ホイールも小さいです。18インチくらい。かっこいい20インチにするなら45万円。

オートエアコンはもちろんオプション。

ベースの色以外はカラーオーダーもオプション料金が発生します。15万円〜

  

その他、クルーズコントロールなどの快適装備・スポーツマフラー・レザーの内装・カーボンブレーキ・スポーツサス・豪華なインテリアなど多数の魅力的なオプションがあり、それぞれ容赦のない価格設定になっています。

 

ちなみにメーターパネルを黄色にするだけで8万円。でもかっこいいんですよ・・・

  上の写真のケイマンでさえ外装色とホイールで、見た目だけでも60万円ほどのオプションが付いています。

 

そして、関西の方なら必須と言われる値引き交渉。

不可

終了。

以下に、隣のブースでなされていた実際の会話を再現します。(偏見あり)

 

若手のセールスと50代くらいの夫婦(多分ポルシェ買うのは初めて。身なりはそこそこ。)

  

夫「この車にしようと思ってるんだけど。今までビーエムに乗っててね。次はポルシェもいいかなって。」

セ「こちらの設定ですと車両価格が・・・云々・・・・・。でこれくらいになります。」(ディーラーのPCのコンフィギュレーター画面で説明しながら。多分911

夫「これとこれ・・・このオプションも・・あれやこれや・・・・」

セ「これくらいの総額になりますが。」

夫「それで、ぶっちゃけどれくらいの値引きあるの?」(←大阪人がよく使うセリフ。管理人も大阪人です。)

セ「すいません。基本的に値引きはやらせていただいてないんですよー。」

夫「本当に?」

セ「本当です。申しわけありません。ポルシェを2台目3台目の方とかだと少しさせていただくこともあるんですが・・・」

以下略

 

この会話を聞いて、私も諦めました。

そもそも、ネットの前情報で交渉の難航は予想されたことなので。

 

綺麗なディーラーと美味しいお茶、あと美人の受付のお姉さんのために使われたと思ったらそんなに腹も立ちませんよ。

 

ただ、下取りに少し色をつけていただきました。(多く見積もっても10万円くらい?)

それだけで十分です。

長い付き合いになるかもしれない担当の方に無茶を言って嫌われるよりも、総合的に考えると良いのではないかと。

 

今回の注文の成功点と失敗点をまとめます。

 --------成功した点---------

 

①無印ケイマン718にしたこと。

ぶっちゃけ300馬力もあれば私には十分です。ケイマンS911ももちろん魅力的ではありますが、そんなパワーは素人の私では持て余すであろうことはまちがいなく、また911はケイマンと比較して横から見ると前後にかなり長くホイールベースも長い印象でなんとなく間延びした感じにも見えました。そして7MTは燃費のためとはいえ私の感覚にあっていません。

 そもそも予算上不可能です。

 

また無印かSかの問題ですが、

0.1秒でも早く走りたい

赤キャリパーとスポーツシャシーがいい

排気量は大きい方が・・・

という方でなければ無印718で十分です。

 

もちろん試乗していただく方が良いのは間違いないです。

が、200万円の差を考えると他にもっと幸せになるお金の使い方があると思います。(ポルシェのオプション費用を含め)

当ブログのコンセプトは「最小限のお金で、最大限人生を楽しむ」というものですので!

 

②ポルシェディーラーで下取りしてもらったこと。

蓋を開けてみると、cherokeeを購入したjeepのディーラーの見積もりよりも下取り価格が高かったです。おそらく可能な額の値引き+α分くらいはしてもらってると思います。

 

逆に言えばディーラーオプションでの値引きがない分で相殺なのですが・・・。

 

--------失敗?した点---------

 

①なんだかんだでオプション費用は結構かさみました。

オプションカラー 15万円

20インチホイール 45万円

スポーツマフラー 40万円f:id:i9994718:20170115162445p:plain

インテリアライト 5万円

カラーメーター(結局買ったんかい!) 8万円

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 なんやかんやで100万円超です。軽自動車買えます。ポルシェ商法にはまってはいけないと自分に言い聞かせていたのに・・・・。

 

正直、

カラーオプションのみで、後は社外のホイールとマフラーを入れる(MTでその他の組み込みの安全装備が必要ないこと前提)

というのが最も安く上がる方法だと思います。

 

純正の安心感をとるか、社外の値段と自由度をとるか。 

世にいるポルシェ通の方ならもっと賢い買い方をご存知かもしれませんが、ポルシェ初心者の私にはこれが限界でした。 

 

 

 

ちなみに友人も同時期に同じディーラーの別のセールスから無印のボクスター718を購入しましたが、結局値引きはディーラーオプションのドラレコとかから少ししてもらっただけとのことです。5万円程度だと。

 

 つまり、ポルシェの値引きは 〜10万円(長い付き合いの方はもう少し?)ということですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ケイマン購入計画 3

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                     ※ディーラーで撮影させていただいた黄色のボクスターS

 

MTスポーツカーを買う。しかもポルシェで。

 

という方の選択肢は4つ+αしかありません。

 

1 ケイマン無印(いわゆる素ケイマン)

2 ケイマンS(早い方)

3 ボクスター無印(オープン)

4 ボクスターS(オープンの早い奴)

α 新古車や中古車

私がディーラーを決めた時期にはすでに後期モデル(718)が発表になっており前期モデル(981)の受付は終了していました。

 

予算と希望から考えると

在庫の981型ケイマンかオーダーで718型かの2択です。981型の程度の良いものを探すという方法もありましたが、せっかくなら新車をと。

 

ポルジェジャパンは、売れそうなモデルに皆が欲しがるであろうオプションを付け見込み発注をするため、ディーラーには人気カラーのオプション盛り合わせ車両が何台か在庫されてることがあります。

 

実際私が行ったディーラーにも1台白ケイマンのオススメオプション盛り合わせ車が1台ありました。 

 

しかし・・・

 

 

私の欲しいのは「できるだけお手頃価格のMT(マニュアルトランスミッション)ケイマン」なのです!

 

そしてMT率が2〜3%と言われているケイマンで、しかもオプションできるだけ少ないやつなんてディーラーが在庫を持っているはずもなく。

  

「・・・今から発注だと来年(2017年)3〜4月ですねー」

 

と2016年夏のディーラーのおっちゃん(半袖)が教えてくださいました。

・ 

まじかよ!? 車ってそんなに時間かかるの?2週間で納車とかじゃないの?それまでこの鬱屈とした気分はどうしたらいいんだ!その時になったら気が変わってるよ!!

 

なんて葛藤が1000分の1秒単位で脳内を巡りましたが・・・

  

「最新のポルシェは最良のポルシェ」という先人のありがたいお言葉を思い出し。

 「自分の欲しい色とか選べるし」

 

などと自分を納得させ、

「でもここのディーラーとセールスの人雰囲気は自分にはちょっと合わないなー」 

とか考えながら、セールスのおっちゃん(半袖)の前で密かに718の購入を決意したのでした。

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            ※ディーラーで撮影させていただいた新色ラパオレンジのボクスターS

 

余談ですが、ケイマンを含めたポルシェのリセール(買取価格)で一番高いのは白あるいは黒らしく、それ以外の色はマイナス査定もありうるらしいです。

リセールバリューを考えるような合理的な方はMTを買おうなんぞ思わないかもしれませんが・・・

 

そして、2件目のポルシェディーラーに行き、たまたまお店の雰囲気と担当のセールスの方(爽やかなイケメン)に負けて決めてしまいました。

 

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注文したのはケイマン無印(いわゆる素のケイマン)のMTと最小限のオプションです。

 

 

 

 

ケイマン購入計画 2

 

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                     ※昔乗ってたJCW R56のシフトノブ

 

「運転していて楽しい車」が欲しい。

そう考える車好きの人(もちろん私を含める)なら必ず一度は検討するのがMT車です。

 

いろいろな人が、一度はそう考えるものの・・・

人をいっぱい乗せる必要があるし

とか

2台持ちはできないし

とか

妻でも運転できるATを

とか

いろいろな障害により断念されるのです。

 

そして実際そのような方が多いため

トヨタの86とスバルのBRZ、S660、シビックタイプR、フェアレディZなど・・・少ないながらも国産で何種類かは生き残っていますが肩身が狭そうです。

 

DCTがどんどん高性能になってる昨今、MTの必然性は速さというよりも「操作している感じ」「ガチャガチャしたい」など、DCT派の人(奥様がいるならそれも含め)からしたら懐古主義者的扱いを受けるのは必至です。

 

DCT→変速早い 運転楽 選択肢多い

MT→変速頑張っても激早ではない 渋滞で左足死亡 選択肢少ない

 

合理的な方ならすでに結論は出ています。

 

それでもMTが欲しい!という奇特な方の背中を押し、私の得た瑣末な情報をご提供させていただくのが当ブログの目的なのです。

 

 

あなたが

1 MT大好きで

2 可処分所得がある程度あり(まーまーお金がある)

3 そこまで国粋主義じゃない(日本人ならインプかタイプRだろ!の人ではないということ)

ならばポルシェケイマンはベストの選択ではないでしょうか?

 

私の場合もそのような感じでして、その上折よく2016年に旧981型ケイマン/ボクスターから大きめのMCを経て、現行718型ケイマン/ボクスターが発売されました。

 

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中でもケイマン無印は618万円からとお買い得価格で、ポルシェブランドの中では最も手の出しやすい車になりました。

 

前期型(981)まではボクスターの方が低く価格設定されており、300PSという性能アップも含めてお買い得感満載です。しかもMTならPDK(ポルシェのDCT)より52万4千円もお買い得です。

 

ネットや雑誌で4気筒ターボになって高回転の音が・・とか加速時のターボラグが・・云々・・との情報を多々見かけますが、そもそも6気筒の音も加速も知らないパンピーの私から言わせれば比較対象がないので不満の言いようがありません。

 

そして、わたくしカタギの一般サラリーマンでして、911なんぞ買うのは不可能です。

 

この時点でポルシェ購入計画→ケイマン購入計画となりました。

 

じゃあそれ以外の輸入車は?

BMWのM2

Mini JCW

Lotus elise

ルノーのメガーヌ

Golf GTi

思いつく限りで運転が楽しい(楽しそうな)車と考えるとこれくらいでしょうか。

 

 そして、おそらくこのブログに流れつかれたということは、多少なりともポルシェに興味がある方とお見受けいたします。

 

車プロファイラー(乗ってる車から人格を言い当てる、あるいは逆に人格からオススメの車を見つけること、を生きがいとするめんどくさい人)を自称する私から申しますと、

 

あなたは

クルマ好き

機械好き

軽くオタク

少し見栄っ張り

人とは違うのが好きなプチ変人

まーまーお金持ち

ポルシェは買ったことない

独身・DNKSあるいはリタイアされた方

そして男性

ですね?

 

3つ以上当てはまればポルシェを買って後悔することは絶対にありません。

 

 

BMW? BMWなんていっぱい走っていますよ。

JCW これは以前乗ってました。

ELISE 近くにディーラーがあります。一度乗ればお腹一杯。セカンドカーならいいかもしれませんが・・。そこまでガチじゃないよ。

ルノーの・・・メガネ?(もしオーナーの方がいたら失礼なことを書いて申しわけありません。)

GTi BM以上にありきたり。TSIと見た目あまり変わんないし・・・

 

ここまでの経緯で私も自己暗示にかかり、子供の時には「(恐れ多くも911を見て)カエルっぽくてダセー」などと失礼なことを考えていたこともすっかり忘れ、「恋は盲目」という言葉を体現するほどに冷静さを欠いた状態で、ポルシェセンター(ポルシェのディーラー)に赴いたのでした。 

 

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         ※画像と当ブログの内容は一切関係ございません。むしろ正反対です。 

 

 

 

ささ、みさなんも重い腰を上げて近くのディーラーに行きましょう。最低2つは行ったほうがいいです。

担当のセールスの方との相性もありますし、お店の雰囲気や工場の感じもチラ見して比較できますよ。

 

※当ブログは独断と偏見と私個人の経験に基づき皆様の718ケイマン/ボクスター購入の後押しをすることを目的としています。情報に偏りがあるため、くれぐれもお気をつけください。

 

ポルシェ購入計画 1

 

 

今思い返しても、なぜこんなことになってしまったのかよく覚えていません。 

 

 

それまで乗っていたJEEPの2014年型チェロキーは非常に良くできた車でした。

 

サイズは日本の道路事情と自宅のガレージにギリ収まる程度。乗り心地は良く、シートもアメ車特有のやや柔らかい感じ。

  

2.4Lの新型4気筒tigersharkエンジンで、2トンを超える車重をそこそこ軽快に走らせます。9速ATで燃費も街乗りで8〜9km/L。安全装備や快適装備も至れり尽くせりといった感じで、今思い返してもこれといった不満点はありません。見た目も未来的でかっこいいし。

確かその年のアメリカのカーオブザイヤー的な何かを受賞していたような気がします。 

 

唯一不満点を挙げるなら、巡航スピードからグッとアクセルと踏みすぐに放すと、クラッチが切れる(ATなので正確な表現ではないかもしれません)ようなガクッという軽い衝撃がペダルにあることくらいです。半分いいがかりのような欠点です。

 

 

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今思い返しても本当にいい車です。これから買おうとする方には自信をもってお勧めできます。

 

2014年モデルの新型チェロキーには

アメリカの香りと日本の気配りが共存していました。 

 

 

でも、ふと思ってしまったのです。

 

「運転する楽しみはないな」と。

 

 

 cherokeeを購入して2年少し、ずっと引っかかっていたことをはっきり自覚してしまいました。

 これが2016年夏の終わり頃です。

 

そして願わくば、これから新型チェロキーを購入される方が私と同じ回り道をしないように。